いまでは小さな事業者やお店も、SNSやインターネットで情報発信をしています。アカウントの開設は簡単ですが、伝えるメッセージづくりに困ったり、効果が出ているのかわからなくて、発信が続かないという声をよく聞きます。
中小企業のビジネスの規模や組織の体制にあったやり方を組み立てていくために、アイデアづくりや、発信する心構えのポイントを3つ紹介します。
1. フォロワー数を気にしない
事業の情報発信の目的は、ビジネスを推進することです。フォロワー数を気にするよりも、ビジネス上の効果を出していくことを目指します。
地域や趣向などユーザーのターゲットを絞った商品やサービスは、発信を受け取る方も限られます。大企業やインフルエンサーのようにはいきませんし、他者と比べた数字は、参考程度のものです。
フォロワー数や「いいね」があまり増えなくても、事業の規模に応じて問い合わせが増えたり、事業を展開していくための発信が出来ます。
2. ユーザーに聞かれることを発信
商品を使うと何がいいですか。お店では何を提供していますか。事業の情報発信の話題は、ユーザーが知りたいことです。
事業者自身で思っている以上に、製品やサービスのこと、事業者のことは、知られていません。言うまでもないと思っている、当たり前のような話の中に発信のアイデアが隠れています。
たとえば、ブランドやメーカーでは、製品ラインナップ、製品の機能や使い方、購入出来るお店やオンラインショップの案内。お店だったら、営業時間や所在地、メニューやサービスの紹介。SNSやインターネットでも、ユーザーがわかる場所に、このような基本的な情報を掲載します。
3. 複数の人で取り組む
事業の情報発信は、会社やブランドが発する言葉です。担当者は、社内や周りの人の発想や知恵を借りるのも手です。
複数の人で取り組むことで、内容の幅広さを生む意外なアイデアが出てきたり、部署をまたいだ専門的な話題のアイデアも出てきます。専門性をわかりやすく伝えることも、発信のやりがいです。
また、これまでの発信を複数の人で振り返ると、いいと思う点や、気になる点など、それぞれに様々な意見を持っていることがわかります。SNSでの反応が社内の意見と一致しているとも限りません。面白い視点や、独自の切り口を見つけるきっかけになります。
まとめ
日々の変化は少なくても、こつこつと継続して発信していくことで、後から振り返った時には、大きな差になります。
事業の推進するツールとして、SNSやインターネットでの情報発信のヒントになればと思います。
株式会社ベイビーアイラブユー
株式会社ベイビーアイラブユーでは、企業のウェブサイト構築から運用や、情報発信のアドバイスを行っています。
これまで小規模事業者やブランドの、ホームページ、ブログ、インスタグラム、ツイッター、YouTube、メルマガを使った情報発信のサポートをしています。