【レポート】第51回 あさってのファッションとウェブの勉強会

6月に開催した「あさってのファッションとウェブの勉強会」のレポートです。

ブランドづくり、モノづくりでは、クリエイター、マーケター、経営者といった役割が必要になります。
この勉強会に参加してくださる方の多くは、少人数体制で、一人で多くの役割をこなしながら事業を行っています。みなさんがどうやって頭や気持ちを切り変えたり、何かルールを持って取んでいるか。「ブランドらしさと商品・サービス開発」をテーマに、クリエイションとビジネスのバランスの取り方などを話しあった5月の続編として開催しました。

はじめに、自分が思い描く「理想」と「現状」のブランドや事業のあり方を、「ブランド運営」、「経営」、「わたし自身」の違った立場から、参加者それぞれがシートに書き出して、振り返りをしました。シートを参照しながらそれぞれ発表して、意見交換をしました。

売上金額や顧客数といった数字を、現状から3年後の目標まで組み立てて活動しているという参加者からは、「理想」にたどり着くためのステップを考え、施策に落とし込んで、トライアンドエラーを繰り返しているお話しが聞けました。感覚的ではなく、数字で具体的に捉えて物事を判断して、外部と取り組む場面でも、具体的な数字を出して説明していき、目標を決めていくそうです。ビジネスにおいては重要なことのひとつだと思います。

ひとりで業務をしていると、集中力が途切れたりしがちです。スマホでタイマーをかけて、時間を区切ってマネジメントしているというお話しもありました。業務のなかでも得意なことや好きなことを優先しがちになってしまいます。交流や勉強の場に参加して、情報収集したり、刺激しあったり、相談相手を見つけたりしていくことも大事という話しがありました。「あさってのファッションとウェブの勉強会」もそのひとつでありたいと思います。