「小規模事業者のキャッシュレス決済サービス導入について話そう」というテーマで、2月19日に「あさってのファッションとウェブの勉強会」を行いました。
キャッシュレス決済サービスを、消費者として支払いに利用している方や、事業者として、自社の実店舗、期間限定ショップ、イベント出店時や、ECサイトなどオンラインで、お客様から料金をお支払いただく場面でも利用していらっしゃる方々がご参加くださいました。
話題の中心は「〜〜〜ペイ」といったスマホ決済、QRコード決済。導入されていることをレジ前で目にすることも多く、気になっているものの、まだ導入していない参加者からは、種類が多くて、どれを使えばいいのか判断に困るという声が多かったです。
話し合ったこと
・事業者としてキャッシュレス決済を利用する場合のメリットやデメリット
・そのサービスはどのような規模や業種の事業者に適しているか
・数あるスマホ決済のなかでどれが市場で主力となっていきそうか
・「〜ペイ」スマホ決済を導入されている方の実感
といったことが話題となりました。
実際に事業で導入している方、消費者として利用している方からは、利便性の感想や、具体的に手数料の違いや利用者層の違いなどのお話しが、みなさん参考になったようです。また中国、タイ、ベトナム、マレーシア、インドネシアといった国の事情に明るい方々からは、その国の一般ユーザーのキャッシュレス決済サービスの利用状況の情報もいただきました。
GINYOSHA様の店頭での事例紹介
以前に勉強会で、クリーニング工場見学もさせていただいた中野のクリーニング店「ファッションメンテナンスGINYOSHA(銀洋舎)」小黒さんもご参加くださり、GINYOSHAのサービスをご利用のお客様のお支払方法の状況をお話ししてくださいました。高級クリーニングやドレスのクリーニングなども行なっていることから、お支払金額が高額となることもあって、クレジットカード支払いの需要がもともと高く、また時流に合わせて様々なキャッシュレス決済サービスを積極的に導入してきたそうです。
まとめ
2019年10月の消費税10%への引き上げと同時に、キャッシュレス決済で最大5%のポイントを還元する政府のキャッシュレス・消費者還元事業(ポイント還元事業)といった制度もあり、まだまだ様々なサービスが出てきたり、どれを使うか悩む状況が続くのではないでしょうか。情報収集しながら動向をみて、ご自身の事業での導入を検討していきたいといったお声が多かったです。