先日、銀座で開催中の「エスプリ ディオール ディオールの世界」展へ行きました。
黒で統一された照明を落とした会場内。エレガントでラグジュアリーな目眩く夢のような世界のはじまり。
1947年、クリスチャン・ディオールは初めてのコレクションを発表。
ウェストを絞り、ヒップのボリュームを際立たせ、バストを強調するという女性の体のラインを強調した立体的で美しいシルエットの誕生は世界に衝撃を与えたといいます。
もう、ため息が出るほどの美しさ。
1940年代のアイテムと現代のアイテムが並んで展示されています。時代を超越したデザインの力強さを感じます。
フォトグラファー パトリック・デマルシェリエが撮影した写真が会場内に展示され、またその撮影の様子を収めたドキュメンタリー映像が放映されていました。
屋外で照明も組まずに少ない機材で撮影していることに驚きました。
地下にはアトリエを再現したコーナーが設けられていたり、テクノロジーを駆使したインタラクティブな展示もあり、そして現代アート作家とのコラボ作品の展示もありました。