2017年8月29日(火)に開催した、「第30回 あさってのファッションとウェブの勉強会」のレポートです。
テーマ
ブログの記事編集の使い方を基礎から学ぼう!
WordPress(ワードプレス)をはじめとするブログサイトの記事編集では簡単に文章を書いたり装飾することができます。今回は私自身も利用していて、また私のまわりにも利用者が多い、WordPressを取り上げました。
今回の勉強会にご参加くださったのは、WordPressですでにウェブサイトを運用している方、立ち上げ準備中の方、サイトはあるもののしばらく触っていないといった方々でした。
レイアウトを工夫することで、読者により効果的に伝わるようになればと思い、編集画面に並ぶ数々のボタンの解説や「テキストエディタ」モードを使った本格的な編集についてHTMLタグの基礎からみなさんと勉強することにしました。
はじめに
今回の勉強会ではWordPressの基礎的な知識がおありの方がご参加くださいましたので、WordPress自体の説明をほとんどしませんでした。こちらで簡単にご紹介します。
WordPressはブログを作成するためのシステムとして2003年にオープンソースとして公開されました。オープンソースですので、世界中の技術者たちが開発に加わって利用者のニーズに合わせてバージョンアップが繰り返されています。WordPressはブログ作成システムだけでなくCMS(コンテンツ管理システム)として利用されるようになりました。
WordPressは個人利用、商用利用に関わらず、無料で使うことができます。ただしウェブサイトの運営に必要なサーバーのレンタルや独自ドメインの取得には別途費用がかかります。
コンテンツの作成、編集作業は、専用の管理画面で行います。管理画面はインターネットブラウザで開きます。ウェブサイトを開設するにはHTML、PHPなどの専門知識が必須でしたがWordPressの管理画面の基本操作にはこういった専門知識やスキルがなくても問題がありません。
勉強会の内容
・WordPressには2種類ある? ソフトウェア版と無料ブログサービス版の違い
ソフトウェア版
「WordPress.org」というWordPressの公式サイトでは、WordPressのソフトウェアを提供しています。ソフトウェアをダウンロードして、それをご自分で用意したウェブサーバーにインストールして使うことができます。
無料ブログサービス版
「WordPress.com」というウェブサイトで提供されている無料ブログサービスは、WordPressがサーバーにインストールされている状態から利用を開始できます。独自ドメイン設定など有料オプションサービスを利用すれば機能を拡張することができますが、自由度という点ではソフトウェア版よりも低いです。
今回の勉強会ではソフトウェア版のWordPressについて取り上げました。
・テーマやプラグインのこと
WordPressは「テーマ」と呼ばれるデザインテンプレートが無料・有料で数多く提供されています。「テーマ」は見た目や動きの元となります。独自で「テーマ」を制作してサイト構築することはもちろん、既存「テーマ」を利用してサイト構築することができます。
またWordPressは「プラグイン」という拡張機能を自由に追加して機能を増やすことができます。問い合わせフォーム、会員機能、メールマガジン機能、SEO対策、アクセス解析など、数多くのものが無料・有料で提供されています。
勉強会ではおすすめのプラグインについてご質問もいただいて、弊社で利用しているプラグインをご紹介しました。
当日、配布した資料です。こちらを説明しながらWordPressで制作している弊社サイトの管理画面を操作してテキストの装飾を試すなどしました。
まとめ
WordPressでの記事編集は比較的簡単で、万が一、間違えて表示が崩れてしまっても、「リビジョン」から以前の編集画面に戻ることができるといったことをご参加いただいみなさんにご理解いただけました。
WordPressで情報発信の土台ができたら、何を目的に、どういった内容で、どのくらいの頻度で記事を更新していくかが肝ですよね!という声もありました。
ご参加いただきましたみなさまありがとうございました。