2017年、最初の「あさってのファッションとウェブの勉強会」は代々木八幡にあるレディースアパレルセレクトショップ、M18(エム ジュウハチ) http://m18-m18.blogspot.jp/で開催しました。
今回は、M18のオーナー須田さんにお話を伺いました。
M18をオープンされるまでの須田さんの職歴、企画職を経てセレクトショップオーナーになろうとした理由、M18がターゲットとしているお客様や地域とのつながり、また、これからやってみたいことなどをお伺いしました。
前半は、須田さんに私が質問をしていくかたちで会を進めてました。後半は、お集まりいただいたみなさんからの質問にもお答えいただきました。
M18をオープンされるまでの職歴
須田さんは、企画職としてマンションメーカーでキャリアをスタートされました。商社へ転職されてOEM商品の企画職として、生産ロットが万単位の商品開発に携わっていらっしゃいました。
その後、大手アパレル企業で企画ディレクター職をご経験されたのちに、2016年3月にM18をオープンされました。
アパレル業界でものづくりに携わりスケールも様々なビジネスをご経験されてご自身のお店をオープンされた方ならではの視点、お話しにみなさん大変関心を持っていらっしゃいました。
ターゲットとしているお客様や地域とのつながり
M18にご来店なさるお客様はご近所にお住まいの方も多いそうです。
須田さんのセンスをベースに客層にマッチした商品のピックアップと接客スタイルを実践されているようにお見受けしました。
M18のある通りは飲食店をはじめすてきなお店が多いです。商店会にも所属して地域のみなさんとも交流を深めていらっしゃるそうです。
商品のバイイングで大事にしていること
須田さんはバイイングの際にはご自身で着用して商品を確認するそうです。モデルサイズのサンプルではなく、販売時のサイズでサンプルを用意してもらいたいというお話しは参考になりました。
縫製に関してブランドの方へアドバイスやリクエストをなさることもあるそうです。
これからやってみたいこと
洋服のお店に限らず、小売店の仲間を増やして商品も含めて交流をしたり、店頭でワークショップを開催したりといったことに取り組んでみたいとおっしゃっていました。
まとめ
商品の仕入れ、接客、店頭業務、お店の情報発信などなど、ショップにまつわるすべてのことを須田さんご自身のやり方でしなやかに楽しんで営んでいらっしゃるように感じました。
お話しを伺って「ものを売る」ということを改めて考える機会をいただきました。