5/19(木)より西原のコーヒーショップ、Paddlers Coffeeで開催するポップアップストア「モノともの」に参加していただくからくり創作研究会をご紹介します。
一筋縄では箱が開かないパズルのような「からくり箱」。小田原・箱根地域の伝統工芸品です。
展示用に箱を開けるためには324回の手数が必要なものもお借りしました。ぜひ会場でお手にとってチャレンジなさってください。
からくり創作研究会
江戸末期より、箱根が観光地として発展する中で、様々なアイデアをこらした「お土産」が作られてきました。その結果、多くの職人達の中に分業化された形で、高度の木工技術・アイデアが蓄積されてきました。特にその中で、組木・秘密箱はパズル的要素を含みながら、広く人々の人気を集めてきました。
こうしたパズル的な「からくり」の生産地としての箱根小田原地方は世界に類を見ません。
からくり創作研究会は、こうした伝統技術・歴史的財産を基礎にして、さらに楽しくて品質の高い「からくり」の創作を目指して活動している職人集団です。
<からくり箱とは>
小田原・箱根地方に古くから伝わる工芸品「秘密箱」をベースにし、からくり創作研究会の職人がそれぞれアイデア、趣向を凝らし、現代風にアレンジしたものが「からくり箱」です。
着色はほとんどせず、木の持ち味を生かした作品が多いのも特徴です。この箱の中には職人の知恵と技が盛り込まれています。
職人と「知恵比べ」をしてみませんか?
「どうにかしないと開かない箱」を頭をやわらかくしてお楽しみ下さい。
HP http://www.karakuri.gr.jp/creation/index-j.htm