先月、東京アパレル物流連絡会(TAP)の定時総会の受付のお手伝いと、講演会に参加しました。
東京アパレル物流連絡会(TAP)はアパレル企業の物流部門やシステム部門を中心に、物流企業などの関連企業も会員で、業務改善のための情報交換や、業界基準の提言などを行っている業界団体です。
講演会は、「国土交通省の大規模自然災害対応について」と題して、国土交通省 防災調整官の宮武晃司氏がご登壇されました。
日本は、自然豊かで美しい一方で、国土面積に対する可住地域面積比率が27.3%と小さく、また河川の水位よりも低い位置に都市があるという厳しい条件にあることからお話しが始まりました。
1700年以降、1万人以上の死者・行方不明者が発生する自然災害が、40年に1度程度発生している事実に驚きました。
「国土交通省の大規模自然災害対応について」
1 国土交通省の役割
2 東日本大震災での教訓
3 防災行政の主な課題
この3項目にわたってお話をいただきました。
3 防災行政の主な課題の中で、南海トラフ巨大地震、マグニチュード7クラスの地震が発生する可能性があると言われている、首都直下地震の対策計画についてもご説明がありました。会場のみなさんが強い関心をもたられていらっしゃいました。
そして、災害情報の収集にTwitterを活用していらっしゃるとのことでした。情報の真偽を確認する必要はあるものの、一番早く情報収集ができると実感されているそうです。
質疑応答の場面では、「様々な情報をホームページで公開しています。」というご説明に対して、インターネットをあまり使わない人たちにも広く情報が届くように、テレビなどの他のメディアも活用して、より一層、情報発信していただきたいといった声がありました。
講演会の後は懇親会へ。こういった雰囲気↓で、いつも圧倒的に男性が多いのですが、和やかに終了しました!