先週、広島県三原市の島、小佐木島へ行ってきました。
広島の知人からこの小さな島で集落再生プロジェクトや日本画家 千住博さんの特別展示「Tide Water 千住 博」が行われていると伺って。
小佐木島は三原駅から徒歩で約5分の三原港から、高速船で約10分で着きます。人口が10人ほどで、徒歩で30分〜40分で島を一周することができる、お店も自動販売機もない島です。
三原港から小佐木島へ行く船は一日に3便です。
写真の左奥に見えている高速船に乗りました。↓
「Tide Water 千住 博」は三原市・公益財団法人ポエック里海財団の共催で,三原市の小佐木島を舞台に絵画等の展示会を開催されるものだそうです。
この「ビオハウス」内で展示が行われていました。
こちらが千住 博さんの作品、「Tide Water」です。↓
小佐木島では、「自然と共生する誇りある文化と歴史を、芸術の力を借りて島を一個の生命体を捉えて新たに再生する」という、「小鷺島ビオアイル計画」が進められているとのこと。
「小鷺」にしたのは、昔は「佐木」ではなく「鷺」を使っていたためだそう。
土蔵を改築した建物の中で「小鷺島ビオアイル計画」に関する展示がされていました。
島を歩いて一周しました。自然豊かな島で、畑では野菜や果物が栽培されていました。
帰りの高速船が来るまでの1時間あまりを、海を見ながら、三原で買ってきたおはぎを食べて、ビオハウスの前に設置された休憩所でのんびり過ごしました。
この日は平日でしたが、15人くらいの方が島を訪れていて、お菓子をお裾分けしていただたりおしゃべりを楽しんだり、良い時間でした。
私にとっては非日常の体験でしたが、こういった生活が日常の方々もいらっしゃいます。
小佐木島はすこし極端かも知れませんが、東京でのこの暮らしだけが「普通」とは限らないことを忘れないように、ときどき旅に出て、見て感じて考えたいなと改めて思いました。