2019年、第1回目の「あさってのファッションとウェブの勉強会」のレポートです。ポップアップショップやイベントの取り組み方をテーマにして、みなさんと意見交換、情報交換をしていきました。
今回の反省点は、事前に議題のポイントや、想定するイベント開催者を定めていなかったので、話題が散漫になってしまい、時間切れで終わってしまったことです。今後、改善して参ります。
出店検討段階
ポップアップショップやイベントといっても、出展者の事業形態によってイベントの内容や規模、出店条件が異なると考えられます。
例えば、
- ハンドメイド作家
- 小規模〜中規模の事業者
- 大規模事業者
といったような区分けになるでしょうか。事業形態によっては、出店条件に合わないこともあります。
出店にあたっては、ご自分でイベントを探し、申し込む方法のほかに、催事企画会社に登録し、企画会社からの声かけで出店する場合もあるという話しがありました。
出店を決めたらやるべきこと
ポップアップイベントを自主企画で行うのか、他社が主催するイベントに参加するのか。会場は商業施設内か、路面のショップやギャラリーか。
イベントの特徴やターゲットのお客様に応じて取り組み方や戦略を講じる必要があって、準備も心構えも異なるかと思います。
それでも出店に際して共通して準備しておくべきこと、実施すべきこともあるという話題も出ました。
- ポップアップイベント出店の目的、目標を定める
- 収支計画を立てる
- 会期中の店頭スタッフの手配
- 事前のプレスリリース配信
- 事前、開催中、開催後のSNSの活用
- 会場でお客様に手渡しするブランド紹介カードや名刺の手配
- お客様からご連絡先を頂戴するためのツールの用意
- 自前レジの場合の決済ツールの準備
といったことがあげられました。
アクセサリー作家さんの活動を紹介
プレスリリース配信をはじめたハンドメイドのアクセサリー作家さんの事例を紹介しました。
個展開催に合わせて配信したプレスリリースは、オンラインのファッション系メディア Fashionsnap に掲載していただき、それを見たお客様がイベントにご来場。ワークショップに参加してくださいました。
Fashionsnapの記事ではじめてその作家を知ったということですが、作家さんご自身が、ホームページ、Instagram、Facebook、Twitter、LINE、ワークショップのポータルサイトを利用するなどして、ブランド情報発信と顧客とのコニュニケーションを日々行っていることがウェブでもわかりますので、それらの情報も目にされてから、ご来場いただいた可能性もあります。イベント成功のための多くのヒントがあると思いました。
議題を絞って、ポップアップショップの取り組み方をテーマにした第2回目の勉強会を行うリクエストをいただきました。また改めて取り組みたいと思います。